一雨ごとに秋が深まっていくような、
少し寂しさを感じる季節です。
ここ、秋葉区も稲の収穫を間近に控え、
黄金色の充実した秋を迎えています。
私たちの病院、新津医療センター病院は、
今年の6月に創立30周年を迎えました。
私たちには、この地域とともに歩んできたとの思いが強くあります。
この地域は、新潟市の南東に位置する田園地帯。
農家や工場労働者、高齢者の多い地区です。
新津医療センター病院は一貫して、
この地域としての広がりや特徴を意識し、
医療と介護を結ぶ中核病院(ハブ)の役割を担ってきました。
高齢者には固有個別の特徴、特質があります。
それを十分に理解した上で、
個別に相応しい医療と介護を切れ目なく提供する。
それは、時間と労力と根気が必要な仕事ですが、
組織の力を高め、地域の連携を強くすることで実現できる。
それが、一定の実績として感じることが出来たのが、
この30周年での振り返りの結果でした。
このブログにも、機会をとらえて、
こうした高齢者医療と介護にかかわる、
考えや出来事を載せてみたいと思います。
新潟県立植物園(秋葉区)